なおやが稀に書くブログ

北海道のスポーツ全般を見まくっているので、そんなことについて色々書いてます。

カテゴリ: その他スポーツ

「青森には3チームあるな、(ブランデュー)弘前と、ヴァンラーレ(八戸)と、ラインメール(青森)。やっぱりな、なんぼ南部だ津軽だは今この時代にやめようって言ってもな、どっかでちょっとは何かあると思うんだ。でもな、わぁは、津軽は一つでいいと思うんだ。バスケだって、出来たんだから」
「青森のクラブが勝っていくなら、合併だな」
試合の前日、弘前市内にあるサッカー好きのスポーツバーで、常連客からこんな話を聞きました。

『合併か、競争か────。』


街からそんな声まで聞こえてくるような、次々に周辺地域がJリーグ入り・JFL入りを果たす特異な環境。しかしそれこそが、ブランデュー弘前というクラブを語る時に欠かせない要素となり、かえってこのクラブの良さを際立たせているに違いないと、この旅を通じて確信しました。

旧津軽藩主の弘前城は街のシンボル



ということで、札幌からバスとフェリーと在来線を乗り継ぎまして。青森県弘前市まで行ってきました!
新しい物好きな県民性とあってか、弘前駅周辺は大きな商業施設や、オシャレな洋服店も並んでいました。中心街活性化の為に3年前に出来たばかりのショッピングモールと公共施設が入っている大規模施設"ヒロロ"はその象徴的な存在。
その一方、駅から15分ほど歩くと、旧津軽藩主の弘前城が構えていて、城下町の名残も残っています。北海道民が憧れるお城ヾ(。・_・。)シ!w
弘前の中心地域には現代的な中にも歴史の伺える街並みがあり、あ~なんか良いな~って、街を歩くだけでも楽しかったです。



さて、そんな街に12年に誕生したサッカーのクラブチームがブランデュー弘前FCです!
地元のサッカークラブ「リベロ津軽SC」の理事を務めていた黒部能史さん(現 弘前理事長)が、『NPO法人 弘前Jスポーツプロジェクト』を立ち上げ、トップチームを移行して新規チームとして発足。
12年に青森県リーグへ新規参入すると即優勝。13~14年には東北リーグ2部に所属し昇格、15年から東北リーグ1部に所属しています。
Jリーグを目指すクラブではあるのですが、一昔前に全国で流行っていた所謂「とにかく1年でも早くJリーグへ!」という考え方ではなく、時間をかけて中身や地盤を作りながら着実に発展していこうというスタイル。一応10年でJへ、と掲げてはいますが、黒部さんのあるインタビュー記事では「本当は50年60年と言いたいところなんですがね笑」ともおっしゃっていました。

しかし、そんなこのクラブの周りを取り巻く環境は中々に難しい。
同じ津軽地方にはラインメール青森(青森市)、南部にはヴァンラーレ八戸(八戸市)というクラブがあり、そのどちらもカデゴリが一つ上の全国リーグJFLに所属しています。記事冒頭の2チームはここですね(´・ω・`)
ヴァンラーレ八戸の成長っぷり、地域からの期待は前回のブログ記事を読んでいただけるとよくわかると思います。
そして同じ地域にあるラインメール青森。なんと、15年に全社枠から初めて挑んだ地決を勝ち抜き、一発でJFL昇格。同市内にある強豪の青森山田高校とも繋がりがあり、着実に力をつけています。今季のJFLではセカンドステージで首位(10月7日現在)に立つなど台風の目の活躍!サポーターも熱く、組織としてしっかりしていて、こういったブログなどから楽しそうな雰囲気も伝わってきます(・∀・)

サッカーで青森といえば欠かせない重要なポイント、青森県西部の『津軽』と東部の『南部』は歴史的に因縁がある!
また、同じ津軽でも廃藩置県とか諸々あった際に色々あったらしく、青森と弘前は一枚岩ではないらしい。。。(なんかまあこの辺はあんまり裏取ってないのでコメント欄がツッコミだらけになっても嫌だから、興味ある人は自分で調べてください←)
そういう訳で、地域間の盛り上がりの要素はありそうなのですが、当の2チームは別カデゴリ。JFLに上がるためには厳しい厳しい地域決勝を勝ち抜かなければならず、乗り越えたとしても全国リーグとなると、現状の弘前では資金力が足りず行き詰まってしまう事は目に見えています(´・ω・`)

更に言えば、津軽と南部を超えて合併した青森ワッツというバスケットボールクラブ(Bリーグ2部所属)もあり、、、。南部と津軽の両方で試合してるんだよね。それはそれでスゴイ!Σ(゚Д゚;)
また、隣県の秋田ではブラウブリッツ秋田、岩手にはグルージャ盛岡とJ3クラブが存在し、本当に全方位がJリーグ・JFLに取り囲まれているという状況((((;゚Д゚))))

冒頭のバーの件ですが、弘前としては時間をかけてクラブの良さを地元の人達に理解してもらおうという趣旨でやっているものの、周囲の環境とどうしても比べられる事が多いようで、それ故に運営が難しくなっている様に感じました。(いや、周囲のクラブは全く悪くないんだけどねw)



で、話を戻しまして。弘前に着いてから、その足で試合の前夜に開催されたクラブ主催の定期イベント「大人のサッカー交流会」に参加してきました。
早めに到着すると、続々と参加者が。男女合わせて20名くらいだったかな。普段からサッカーしている人もいたけど、殆どが運動普段あまりしない感じの人たちも居てスゴイ気が楽に(´∀`)笑
クラブスタッフの方の誘導の元、自己紹介に始まり、レクリエーション(ペナルティエリア内での鬼ごっこ!)でコミュニケーションを深め。超カンタン(運動神経ゼロな僕でも出来るレベル)なパス回しで身体を動かします。これが結構楽しい。学生時代のクラスの体育を思い出す(・∀・)
後半はウォーキングサッカーでゲーム。歩くだけ!ジャンプ禁止!女の子のゴールは2得点!などのルールの縛りがあるので、全員の実力が均等に。めっちゃ楽しくて白熱しました(・∀・)

雨が降っていたけどみんな笑顔で、帰る頃には「また次回!」と言い合っていました。「弘前にサッカーを通じてコミュニティを作ろう」というクラブ理念の元、着実にやっているんだなぁという印象を受けました。

で、次の日の試合に備えて、ホテルに帰って風呂入ってさっさと寝ました.......。



前置きが長くなりましたが、ここから観戦記です!

2016年9月18日(日)
サッカー地域 東北社会人リーグ1部

ブランデュー弘前FC(当時3位)
vs
FCガンジュ岩手(当時4位)

弘前市運動公園陸上競技場

弘前駅から、弘南鉄道に乗れば4分で運動公園前駅!そこから徒歩1分で会場着!
つまり街の中心部からわずか5分!アクセス良すぎだろwwwwwwww
キックオフ2時間前に到着すると、人の姿は疎ら。集客も500人程度だったかな。
人数は寂しかったですが...グッズやスタグルは豊富でした(・∀・)

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今季からチームカラーをピンクに変更したとのこと。可愛いグッズばっかりで女性には堪らない!
しかもユニフォームやTシャツがスゴイのは男が着ると意外とかっこよくなることね。かっこいい!かわいい!それスゴイ!

飲食店も充実してました!これが地域リーグなのか!北海道と全然違うやんけ!
弘前市は火気の取り扱いに寛容とのことで、美味しいご飯が沢山ありました( ;∀;)
注文するとお兄さんがその場でシェイカーをシャカシャカして作ってくれるブランデューレモネード!
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美味い( ´ρ` )

鴨肉の料理、パストラミ!
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美味い( ´ρ` )

特に美味しかったのは30食限定の国産豚サガリ!!!
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超デカイ美味い最高( ´ρ` )

美味しいメニューばっかりなのに、全体的に値段は安め。これ調子に乗って食べてると腹パンパンになるなって感じ( ;∀;)サイコー
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お祭りかな?
これは運営めっちゃ頑張ってますわ。
(確信)


そして、気になるスタジアムの中は、、、!
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大変眺めがよろしいです!
陸上トラックがありますが、気にならないくらいめっちゃ近かった。(当社厚別競技場比)

応援席から見るとこんな感じ。角度があるから見やすい。
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のんびり横になっても最高だぞ!←


試合開始前になってくると徐々に人が増えてきまして。サポーターの皆さんへ札幌から持ってきた白い恋人を配布(`・ω・´)スポンサーなので
この日初めてあった人達に「ブランデューを応援するために札幌からやってきました!」と言ったところ普通に引かれたよね

それから、これはある種地域リーグあるあるかもしれませんが(´∀`)
スタジアムDJによる選手紹介をベンチ外の選手がやっていたり。。。
時系列少し先になるけど、ハーフタイム中に選手が観客席で声を張り上げて物販をしていたり。。。
試合後にお客さんの送り迎えをしていたり。。。
選手も試合運営に関わり、多岐にわたって活躍していました。アットホームな雰囲気で、とっても良かったです(´∀`)

試合開始直前。
ベンチから近いので、試合前の円陣の声がめっちゃ聞こえる。これは熱い。


そして試合開始です。あ、試合の振り返りはあっさり終わります←
弘前は繋いでボールを前に運んでいくスタイル。前線からプレスをかけて岩手の選手の選択肢を奪っていきます。一方の岩手は前半足が動いていなくて、この日の狙いだった弘前DFの裏へのパスも精度が悪い。
そうこうしているうちに前半18分に弘前先制!

ただ、そこから試合のスコアが硬直してしまった。弘前は攻め込むもシュートを決めきれず。岩手がチャンスらしいシーンを殆ど作れていなかっただけに、弘前が良いサッカーしていただけに、ここで決めきれないのが痛かった。
結局前半1-0で終了。

応援席が少数精鋭で寂しかったので、せめて少しでも迫力が出れば、選手の後押しになれば、、、ということで。
コールリーダーにお願いして、後半はチアリーダーの女の子たちを応援席に勧誘。 │ω・)づ オイデ
すると...
地元のサッカー少年団の男の子達が食いついたので更に勧誘。
したっけなまら増えた⊂(。・_・。)⊃

でもめっちゃ恥ずかしがり屋で!もじもじしてて、手叩くのとか恥ずかしい、声出すの恥ずかしい、お前やれよ、お前やれよの連続で、東北っ子って感じw

一方で女の子たちは凄かった。中学生のお姉ちゃんが、年下のチアの子達に「チアが笑顔じゃなきゃダメなんだからね!」「もっと声出すよ!」って言ってて、女が強い!さすが東北!なお北海道も←)って思ったww
最後の方は子供たちもみんなでっかい声でコールしていて、子供たち呼んでよかったな~って思った(´∀`)

そんな感じで応援席を盛り立てていくと、嬉しいことが。子供たちを応援に乗せてたんで見てなかったんだけど、後半32分に同点ゴールを決められ1-1にされてしまいます。しかし、、、
その僅か2分後、後半34分。応援席の目の前で。
CKから、選手兼任監督によるヘディングシュート(体勢を崩しながらよく決めた!)が岩手ゴールに突き刺さる!
すると。
ゴールを決めた選手がそのままこっちに向かって走ってきてくれた!応援席の前に集まって喜ぶ選手、ベンチ、スタッフ!そしてサポーター!
去年までサポーターを煽る選手が移籍しちゃってから、あまりサポに来てくれる事が減っていたらしい。ほんの少しだけ、伝わっている気がして、こういう光景を見れた事が素直に嬉しかった!
マジで熱かった。感動した。


「いやー、とっても良い光景でした。よし!このまま試合終了だな!(`・ω・´)」って言ったら最高だったんだけど......。
もうだいぶ褒めたからここから苦言タイムでいいよね?(´・ω・`)
同点ゴールから5分後、後半39分に再び岩手に決められ、2-2の同点になりました。ここまでは別にいいんです(良くないけどw)。ええい、こうなりゃ点の取り合いだ!行くぞおおおおって俺は思ったんですよ。そしたらね。

ここから、明らかに展開がスローペースになり。全然走りきらない、煮え切らない。ふわっとしたプレーの連続で、最後の大事な大事な10分間があっさりと過ぎ去って、そのままなんとな~く試合終了。2-2の痛み分け。


(゚Д゚)

いや、リアルにこんな顔したわ。


この試合、リーグ戦首位のコバルトーレ女川との優勝戦線に生き残りをかけた、めちゃくちゃ大事な試合だったんですよ。双方にとってね。勝てばギリギリ生き残る。負けか引き分けなら今シーズンが終了してしまう。そんな試合だった訳です。

お前らそれでいいのか!!!
サッカー選手として、わざわざ弘前までサッカーしに来てて、この1年それでいいのか!!!

もうなんか、僕自身、悲しいやら失望したやら、でも最後の最後で選手に発奮かけられるほどの応援席を作れなかった自分が悔しくて、もうスゴイ辛かった。
そしたら、試合後、選手が応援席の前までやってきて挨拶する直前、監督が選手たちに向かって「最後までやりきれよ!」と激怒していました。それで溜飲を下げてる自分もなんなんだよダせぇな、と今なら思うのですが、この時はそんな感じで。

結果は引き分けだけど、勝利を掴み取る気満々でやってきたので、帰り道の足取りはとても重かったです。




試合後の写真を1枚も撮ってなかったので、試合前のアップの様子。



で、帰り道。
友人と2人で、この試合の事や、ブランデューの事について語り合いまして。多分合わせたら1時間以上話したんだけど全然尽きることがなくて。夜は夜で弘前サポの方々と飲む機会があったので、腹割って色々とお話させてもらいました。こっちは4時間半くらい?ww いやー濃かった。
これ以上書くとめっちゃ長くなっちゃうので、話の内容や試合の感想総括については次回の『弘前サポさんへ編』で詳しく書きたいと思います。

今回の遠征を通じて感じたのは、弘前のスタッフはしっかりとした理念と信念を持ってクラブ運営をしているなということ。
HPに記載されているクラブ運営趣旨の文には、こう書いてあります。
スポーツは、夢や希望、感動だけではなく、老若男女問わず良質のコミュニケーションをももたらしてくれます。それが、やがては地域コミュニティの絆となり、地域社会にも活力を与えてくれます。そして、地域のアイデンティティの醸成へとつながります。我々は、このような力を持つスポーツが充実すれば、弘前をはじめとする津軽がますます幸せな地域になると考えます。
(引用元;ブランデュー弘前公式HP-クラブ概要http://www.blancdieu-hirosaki.com/clubgaiyou/)
カデゴリーは東北1部ですが、全国リーグではない分、数少ない資金をある程度街に対して投資することが出来ます。大人のサッカー交流会もそうですが、試合会場で出店ブースの方々同士の繋がり、スタグルを食べながら膝を付け合わせておしゃべりをするサポーター達の姿などを見ると、これこそブランデューが弘前の街で表現したいことのひとつなのかなと。サッカーを通じたコミュニティづくり、コミュニケーションづくりを積極的に行い、地域を愛するチームに作り上げていこうという考え方。
自分たちのホームタウンを大切にして、長期プランで発展していこうというブレない姿勢を感じることが出来ました。
(ただ、クラブ趣旨の「弘前の街に活力をもたらす事が目的で、サッカー(スポーツ)はその手段」という所は、「それはどこまで本音なのかな?(ニッコリ」と思ったんですが←)

フットボール批評issue13にて、弘前の黒部理事長が、過去に青森と合併話があったことを明かし、自分たちのホームスタジアムで青森がJFLホームゲームを開催した事に対して強い不快感を述べています。
青森と八戸のダービーが本筋の記事で、たった数文のコメントでしたが、僕はあの言葉に弘前陣営の強い信念を感じました。自分たちは自分たちで、アイデンティティを持って運営していこう、という考えなのだろうなと。
立派なホームページがあったり、試合の際には色んなイベントを催したり、試合がない日も工夫を凝らした楽しめる企画が様々あったり、サポーターズクラブがあったり、プロパーの社員として複数名雇用したりとかね。まだ5年目の、地域リーグのクラブなのにここまでいってるのかよと。このスタッフ達なら大丈夫だな、なんなら羨ましいな、と思ってしまうくらいでした。

サッカーを知っている日本人は多いけれど、サッカークラブを知っている日本人はまだまだ少ない。それ故にサッカークラブは地域のサッカー好きから、もっと強く、もっと早く、と求められがち。でも弘前には冷静に全国の色んなクラブの例を見て、着実に一歩ずつ進もうとする姿勢をこれからも続けていってほしいなと思いました。


ただ一方で、だからこそもっと・・・!と思う事が多々あったし、変に遠慮してもしょうがないので、その辺については次回ゴリゴリ書きますね。褒めるとこは褒めたし。(ニッコリ

では最後に、弘前で食べた美味しいものの写真をお口直しとして掲載して終わりにします(  ˆpˆ  )

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明石焼き屋さんで食べた晩酌セットは明石焼き8個+たこ焼き2個+サッポロビール1杯で1000円だったぞ!コスパも味も最高だったぞ!

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居酒屋さんで食べた名物イカメンチ最高だったぞ!


つづく。

⇒「弘前サポさんへ、感じたこと考えたこと。~「偉そうに、どの口が言ってんだ!」って言われそう( ;∀;)~」編」


あとがき:弘前在住のコンサドーレサポーターのFさん、本当に本当にありがとうございました!!!おかげ様で、弘前に居たのにコンサの試合を楽しむことが出来ました(`;ω;´) そして何より、ご馳走様でした!!

9月の三連休。青森県を巡り、Jリーグ入りを目指す3チームがある街、八戸・青森・弘前へ遠征してきました!メインの目的はブランデュー弘前の応援だったのですが、道中に立ち寄った八戸があまりにも素晴らしすぎたのでブログ記事にすることに致しました(´∀`)
JFL所属、来季のJ3ライセンスが公示され、今週末10月2日に新ホームとなる『ダイハツスタジアム』のこけら落としも控えるヴァンラーレ八戸のお膝元は、、、

とてつもないポテンシャルを秘めた、スポーツと港の街でした!!

おい!みんな!八戸最高だったぞ!訪れた観光スポットまとめておいたから、良いなと思ったら行くべし行くべし!!(`・ω・´)


ダイハツスタジアム。ドローンで撮影するとすげぇ綺麗。。。



札幌から弘前へ行くには新幹線に乗れば直ぐなんですけど、お金がなさ過ぎてそのルートは断念。
同行する友人の仕事の都合も加味して、苫小牧から八戸までフェリーで移動し、青森入りをすることにしました。
「せっかく八戸に行くなら、ヴァンラーレの試合見たい!」ということになったのですが、その日は残念ながら浦安で試合(´;ω;`)
「じゃあアイスホッケーのフリーブレイズの試合を見たい!」と思って調べたら、その日は韓国で試合(´;ω;`)

なんなの(´;ω;`)


ついてないなぁと思いつつ、じゃあせめて八戸の街を楽しもう!ということで八戸出身という友人の同僚に連れられて観光してきました(´∀`)

Ⅰ.『街が綺麗』海岸線から拝む太平洋は絶景。海と街、芝生と海岸のコントラストが最高

苫小牧21:15発のフェリーに乗り、八戸到着は午前4:45。
車に乗って移動すると、太平洋から拝めるご来光がめちゃめちゃ綺麗でした(´;ω;`)サイコー
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八戸の撮影スポット、「なんかめちゃデカイ橋」(名前知らん)から車で移動中に撮影。
早朝でも日の出を狙う写真家さんの姿も。ちゃんと車降りて撮ったらもっと綺麗だぞ!


港町だけあり、環状線の直ぐ近くに漁港や船が沢山あってびっくり。写真好きな人ならずっと楽しめるくらい海と街のコントラストが美しかった。


海沿いに種差海岸をドライブすると絶景スポットポケモンスポットがあり市民の憩いの場になっていました(´∀`)
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特に、種差天然芝生は非常に良かった。ここ本当に行ってほしい。
海と砂浜はよく見るけど、海と芝生って中々無い光景ですよね。
この芝生、ファミリー連れやカップルが仲良く歩いていたり、寝転がって空を見上げている人がいたり、海を見て黄昏る人がいたり。休日には早朝朝日を望みながら朝ヨガが人気だそうです。
八戸観光協会に天然芝生のページがありまして、この写真がまーーー綺麗でした。良かったら覗いてみてください。
⊂(。・_・。)⊃すんばらしー



Ⅱ.『魚が美味い。』港町の朝は朝市へ!南部の食べ物が集う八食センターも是非!

早朝で港町と来れば朝市でしょ(´∀`)
ってことでこの日の午前5時からやっていた、陸奥湊駅前朝市へ。
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なななんと、朝市が市内9ヶ所で開催されているんです!八戸すごい。
定休日をずらして必ずどこかの朝市が開催されているので、いつ行っても海鮮が楽しめる。八戸すごい。

ごはん(普通100円、大盛150円)とシジミ汁(200円)を注文。更に、市場の中でそれぞれのお店のおばちゃんがその場で魚を切ってパック売りしてくれていました。200円とか300円でお刺身やネギトロや焼きさんま2匹(デカイ)や魚卵を購入し、テーブルで好き勝手食べるスタイル。超楽しい。八戸すごい。全部美味い。八戸すごい。
写真で2人分、朝からめっちゃ腹いっぱいになったけど総額2000円いかなかったはず。

八戸で一番大きな朝市がこの日は定休日だったので行けなかったのですが、えぇ!陸奥湊で既に楽しいのに?!って思っちゃう。色んな場所で朝市があるからまた別の所のも行ってみたい、、、


で、同じく行って欲しいのが、南部の美味いものが集う八食センター
B-1グランプリの第一回会場となったこの建物は、お土産コーナーも豊富なので観光で行ってもバッチリです。

水揚げされたばかりの魚を市場で買ってきて、七厘で焼いて食べることが出来る最高システム( ;∀;)カンドー
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食事だけでなく、南部の食文化を楽しめるディスプレイもあった。食べて楽しい、見て楽しい。
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でかい。

もう俺八食センター住めると思った。




Ⅲ.『スポーツの街。』至る所でチームポスターを見つけて、潜在能力を見せつけられた。

八戸は南部のスポーツどころ。
JFL所属のヴァンラーレ八戸、アイスホッケーアジアリーグ所属東北フリーブレイズの本拠地であり、Bリーグ2部所属の青森ワッツも(色々あったそうですが)八戸で試合をします。

今回、八戸を巡ってきたのですが、街の至る所でチームポスターやタペストリーを見つけました。これはちょっとスゴイぞ、と。
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XEBIO肝いりのチームだけあり、ブレイズのグッズコーナーがバッチリありました。

で、ちょっとびっくりしたんですが、店の入り口には地元のフットサルチームItaticaのポスターまで!
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東北フットサルリーグ所属らしい。全国カデゴリ(Fリーグ)じゃないのに貼られてるなんて、これはちょっとスゴイ。

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そんなことより第4節の『かちかち山』がめちゃくちゃ気になる。

陸奥湊駅では、巨人の坂本選手(八戸光星学院高校出身)のユニフォームを着たご家族連れを見つけました。
早朝に見つけたので、「えぇ?!もしかしてこれから新幹線に乗って東京ドーム行くの?!」って横目で見ながら仰天したよね。ビビった。
因みに、ジャイアンツユニを着ているテディベア的なクマのぬいぐるみを持っていた、中学生?くらいの女の子がめっちゃ可愛かったです。
もう一度言いますがめっちゃ可愛かったです。
勿論写真はない。

八食センターには、五輪4連覇を果たした八戸出身のレスリング伊調馨選手を中心に、青森に縁のあるリオ五輪のメダリストを祝う垂れ幕が掛かっていました。
大会は先月終わったばかり。タイムリーな動きです。
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そして、普通のお魚屋さんの冷蔵庫にもブレイズのポスターが!
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シーズン開幕直後ということでフリーブレイズのポスターが目立ちましたが、ヴァンラーレも色んな所で見つけました。
八食センターの入り口
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出店にも
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見事だったのは、八戸駅の構内。一面タペストリーが!!
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やるじゃん(・∀・)

この街、野球もサッカーJ1も無いんですよ。それでこれ。
本当にね、こういうのの1枚1枚から、各チーム関係者が街へ出て靴を擦り減らしながら頑張ってきたことと、沢山の人達の理解を得られていることが伝わってきたんですよね。ヴァンラーレはまだ10年、ブレイズも8年。まだまだこれからのチームなのに、もうここまで出来ているのは本当にすごい。
たまたま僕らの行った場所に貼ってあっただけかもしれないけれど、考えすぎなのかもしれないけど、スポーツへの造詣の深さみたいなのを勝手に感じてなんかめっちゃ感動した




今回、八戸市を訪れて、2つの"気づき"がありました。
まず1つ目は、この街が持っているポテンシャルの高さ
港町として見て楽しめるし食べて楽しめる。更に街としてスポーツへの理解がある。

そしてもう一つ。新スタジアムの存在は、ヴァンラーレがクラブ創設10年間で『やることをやってきた』成果であろうという事
新ホームとなる『ダイハツスタジアム』は、八戸市が数十億円をかけてサッカー専用スタジアムとして建設されました。ここは津波による災害など緊急時に避難所としても活用されます。緊急時に迅速な動きを期待するには、街の誰もが知っていて1度は行った事がある場所として存在している必要がある訳で、その根底にはヴァンラーレが街の人気者として飛躍してくれるという期待があるはずです。
コツコツと地域の理解をもらい、一生懸命やってきたからこそ。これはある意味、10年間の努力の象徴なのかなとも思います。

新スタジアムの完成によりJ3規格をクリアできたことで、先日ヴァンラーレにはJ3ライセンスが交付されました。これにより今期の成績と観客動員数次第では来季のJ3参入が可能になりました。
サッカークラブは日進月歩、これからも焦らずに1つずつ歩んでほしいなと思いました。

食事も景色もサイコーだった!
今度はヴァンラーレとブレイズの試合が見れる週末にまた訪れたいと思いますヾ(*´∀`*)ノ



おしまい。
⇒次回:ブランデュー弘前観戦記(た、たぶん来週までには、、、)

前回『生まれて初めてラグビー観戦に行ったら、全然楽しくなかったのでもう二度と行かないだろうと思った話。

前回の「ラグビーつまらない」ブログについて想像を遥かに超える反響をいただきまして、『つづき』となる記事を投稿することにしました。
コメント欄だけじゃなくSNSの投稿などもチェックしまして。 怠い批判も山程あったんだけど笑、膝を打つお叱り意見もそれ以上にありまして。"あの試合"で感じた事について新たに考え直したので、改めて投稿します。あくまで「お金を払ってトップリーグを見に行ったスポーツ観戦好き」として言える範囲内を意識してまとめたつもりです。伝わる人に伝わればいいです。
(最初はわざと焦点ぼかして書いたんですが、伝わらなさそうだったんでハッキリ書き直しました)

一番言いたいのは、「マイナースポーツなんだからこんなの当たり前じゃん。期待しすぎたお前が悪いんだろ!」って結構言われたんだけど、"それでも僕はラグビー、特にトップリーグに期待し続ける!"ということです。




[前置き]

SNSなどでご意見をいただく事が多かったのですが、特にコメント欄にて賛同批判様々な投稿をしていただいた皆さんに御礼申し上げたいと思います。
今回の炎上(?)に伴って、コメントやSNS、果てはNewsPicksまで...折角なので可能な範囲でできるだけ多く拝見させていただきました。 で、 その多くがコメント欄について言及していました。
あれがラグビーファンの方々による飾りのない本音のコメントだったからこそ、記事が拡散されて、結果僕が色々な意見に触れることができ自分の見地を広げることが出来ました。 本当にありがとうございました。 (皮肉じゃないよ!w) 
ただコメント欄にブログの内容完全に喰われた感あって、それはめっちゃ笑った。




Ⅰ.お詫び

さて、本題に入って行きます。(いきなり頭下げるんかい!)

まず最初に断っておきたいのは、各所で僕の事を擁護してくれた皆さんを裏切るような結論になってしまったことです。すまんな。

そして、もうひとつ。
『がっかりポイントⅠ』の中で、出店や施設の話と、応援や観戦の話を一緒くたにしてしまったことです。
もうこれは完全にミスです。一番やっちゃいけないことでした。
このせいで怒らせてしまったラグビーファンの方も相当数いたとおもいます。本当に申し訳ありませんでした。
コンサドーレサポーターの方の意見。デスヨネー(´Д`)

ということで、まずは観戦や応援についての自分の考えから書いていきます。



Ⅱ.「なら来るな!」は実は的を射ている真っ当な意見

スポーツ観戦をしていると、あらゆる場面でファン同士による以下のような意見を観ます。
「にわかを排除しようとするな!ヽ(*`Д´)ノ」
「ライト層にも受け入れられるようにしないと、未来はないぞ!ヽ(*`Д´)ノ」
でも、なんか、その意味を履き違えて使われる場面も多い気がします。

僕は子供の頃からスポーツ観戦が大好きなのですが、なぜここまでのめり込んだのか考えてみると、『スポーツ観戦は各競技や各チームによって文化が異なっていて、同じものは一つも無いから』だと思います。
競技によって全然違う。そして、チームによっても考え方・捉え方が微妙に違う。全く同じチームは存在しない、個性的で素晴らしいチームばかりだからこそ奥が深くて面白い。
新規ファンやライトファンは、観戦環境や顧客として思ったことを述べることは全く自由だと思うけれど、その一方で先人たちの作り上げてきた文化は尊重するべきです。

いざ文化を改変したからと言って、声高に叫んでいたライト層が本当にファンへとスキルアップするかは未知数です。 わざわざ既存顧客を追い出してまでそんな危険なギャンブルはしない方がいい。
寧ろ、現行の文化を理解してもらい、満足・やや満足してくれた人を取り込んでいく方が現実的だと思います。
同じくコンサドーレサポーターの意見。

それを分かった上で、「いやこの文化は俺は好きじゃないな~俺の感性には合わないわ~」と思った人は、山程ある個性的で面白いスポーツやチームの中から自分が楽しめるモノを選んでみればいい。
僕は以前からそう考えています。

んで、「以前からそう考えてたなら、じゃあお前が書いたあのブログは何なんだよww」って思いますよね。僕も思いました←
なんでいつもアマスポーツ見るときと違って僕はああいう感想を抱いたんだろう?って考えまして。多分、以下だったからじゃないかなと思います。



Ⅲ.問題の根幹は、『ラグビーの文化』を知る機会が少ない上に、会場から伝わってこない事だった

↑これ。キツイ言い方されたからこっちもキツく言うけどさ。
そういう観戦文化的なところってファンが率先して伝えていくべきだし、(既にネットにまとめ的なのがあるかもしれないんだけど)今までそれっぽいものが一度も目に入ってこなかったんですよね。
文化を理解してもらう努力をしてない癖に、文句言われた途端いきなり「何も知らない奴が!」「そういう所がいいんだよ!」「なら来るな!」じゃねぇよ、とは思った笑



現在の日本の人気競技では、ショーアップや応援がそれぞれの競技でメイン要素の一つとなっていて、スポーツ観戦をわかりやすく・伝わりやすくしてくれています。
源流となっているアマチュア主義を貫いているラグビーはある種、時代に逆行しているとか乗り遅れているという見方が出来ます。

でも、逆にそれが差別化になって、ブルーオーシャンになる可能性もあるのではないでしょうか。
コメント欄にもあったように、『スポーツにありがちな応援やショーアップに疲れちゃった人』は結構な数が存在するはず。今スポーツはなんでもかんでもショーアップ路線だから、疲れた人を取り込むという戦略も面白いかもしれないと思うんですよね。
「手っ取り早く他のスポーツを真似していかないと観客は増えない」とは一概には言えないと考えます。

とっつきにくいものを理解してもらうには時間がかかります。
プロスポーツはどのスポーツもギリギリの採算でやっているから手っ取り早く人気を得ないといけない。 だから「1回でわかるように」作り上げないといけない。どのプロスポーツも路線が偏りがちになってしまうのは当然かなと思います。

でも、ラグビーには実業団の地盤があるから、文化が浸透するまで時間をかけられる。
日本スポーツ界においてアマチュア球技最高峰のラグビーにしか作り上げることのできない観戦スタイルがあっても良いし、その方が面白いと思います。

これ最高じゃん!って思った。守備範囲の広いスポーツ観戦好きとしては各競技で個性的な文化がある方が楽しい。

こういう「じっくり観戦」のためにコストを割いてくれていて、日本ラグビーの歴史や文化がわかっていたら、あの日僕はもっと楽しめたと思う。 コストがかけられなくても、工夫次第で色々できたはず。
前回のブログも「生まれて初めてラグビー観戦したら、古き良き日本アマチュアスポーツの潮流を感じて最高だった!ウヒョー!」みたいなひたすらラグビー爆上げの記事になっていたかも。。。


今回の札幌開催でもさ、例えばね。地元のクラブチームの人主導で、普段ラグビー選手が使っている特殊な練習器具の体験を子供向けにやってたりとかさ。一角で初心者 向けのルール講習会をやっていたりとかさ。
そういう手作り感のあるイベントをやってくれていたら楽しい会場になっていたと思うし、「あぁ僕達のような初心者を大切にしてくれているんだな」って思ったはずなんだよね。。。

『そういう文化』であることが知らず伝わらず、『怠慢』『頑張ってない』という感じで見えちゃったのが、僕がツマンネーと感じた理由なのかなと自分の中で結論づけました。
いや、多分、怠慢はあった。それも根深い形で。

これ、僕のブログのコメント欄に来ていたコメントです。
:競 競さん
>私も会場で観戦してました。
>今回の北海道ラグビー協会のイベント力の無さには私もビックリで、売店は中央指定席の裏にあり、自由席からは行けない状況でした。
>多分メンバー表も出してなかったと思う。
>アナウンスも素人でペナルティーの間違いや、選手交代のアナウンスも間違う。
>文句も多いですが、芝の状態も悪いなか選手は頑張り、試合後も代表の立川選手やオリンピック代表の彦坂、トゥキリ、合谷選手等長い時間写真やサインに応じて楽しませてくれました。
>これに懲りずに、生でしか味わえない迫力やふれあいに期待して観戦してみて下さい(^O^)
コメントありがとうございました(・∀・)
選手たちの頑張りは伝わってきましたし、試合後はストレッチよりもファンとの交流を優先してくれるなんてスゴイなぁ~と思いました!


え?!飲食の売店あったの?!?!?!

俺会場1周したけど売店へ誘導する看板とか見つけられなかったんだが!!!初めて月寒ラグビー場行ったんだからハッキリ誘導してくれないとわからん!!!

てかセブンズの選手いたのか!!!!
知らなかったんだけど!!!!!
教えて欲しかった( ;∀;)

こういう『知識のない人』を拾い上げるような事はネットや会場内で何かをしてくれないと......(´・ω・`)
それはアマチュアリズムというより初心者向けの怠慢でしょ......(´・ω・`)

まあでも、冷静になってみると、それが地方協会だけの責任かって言われると一概にそうも言えないんじゃないかなぁと思います。
では、核心です。



Ⅳ.過渡期の日本ラグビー界で、トップリーグはどう変貌を遂げるのか

コメントやSNSで数多くのラグビーファンの意見を拝見しました。
「もっとエンタメ性高めないと」......
「じっくり見れるからラグビーが好きなんだ」......
(一部過激でしたが←)その殆どにラグビーへの愛があるものばかりで、それぞれが正解なのだと思います。
サンウルブズや日本代表の試合はコメントや中継を見る限り、結構ショーアップがあるそうですね。
"目立つもの"のエンタメ性を高めてとっつきやすくするのは良いなぁ~と思いました。

で。
じゃあトップリーグはどうしていくのか?

札幌開催があった同週末、山口県維新競技場で開催されたラグビーの試合は、会場全体で全く異なるものだったみたいです。
ラグビーファンの方のブログ。札幌と全然違うやんけ(´・ω......
(こちらのブログは初心者向けに観戦方法など沢山解説してくれていました。先に見れば良かったww)

これは僕の推測なんですが、トップリーグって地方開催の運営は現地のラグビー協会にほぼほぼ丸投げしているのではないでしょうか。
そうすると、更に推測なのですが、、、


 
トップリーグを取り巻く環境の中で、
サンウルブズや日本代表や五輪や学生ラグビーを『内部環境』
野球バスケサッカーなど他のスポーツ、もっと言えば様々な娯楽のことを『外部環境』と置くと


内部環境や外部環境と比較して
「トップリーグは日本人に何を見せていくのか」

という究極的な命題について、
日本協会
リーグ運営

地方協会
選手スタッフ
そしてファン
みんなが同じ絵を描けていないのではないでしょうか?

 


トップリーグはラグビーを通じて日本社会において何を表現していくのか。長期的なビジョンは、短期的なスタジアムのルール作りは。
ショーアップでいくのか、アマチュアリズムを突き詰めるのか。そもそも双方のメリットデメリットについて考えて討論を重ねてきたのか。
トップリーグというブランドを作るため、どんな観戦環境をどう作っていくのか。地方開催ではクオリティをどこまで求めるのか。施設は、告知は。。。

そういった部分を後回しにして、業界の上の立場の人達が(全部推測だけど)
「もし地方でトップリーグ引っ張ってきたいんだったら現地のラグビー協会が諸々頑張ってねー」
「開催運営は地方協会に丸投げしてるんで。じゃああとはよろしくねー」
「企業の福利厚生だから企業さんの自由を尊重してるんで、うちからは何も口出ししないんですよ~」
って状況なのだとしたならば、お金を払って試合を見に行った人間としては凄く凄く残念だなと思います

そりゃだって、北海道ラグビー協会だって、それぞれのチームの運営だってさ。もしかしたら地元で年に一試合のトップリーグを開催するために、1年間色んな人達に頭を下げて、なけなしのお金払って、現地の親会社の支店と掛け合って、やっとこさ開催にこぎつけているのかもしれないじゃないですか。そんなもんいきなり会場全体のクオリティだとか、初心者のことまで頭回らないですよ。
僕自身地方に住んでて、地方でスポーツ観戦して回っているから、もうスポーツ系のその辺のバランスすげーわかってるので、ラグビー関係の事情通や有識者の人達には前回のブログを読んで、安易に『地方開催は問題があるんじゃないか~』『やる気が~』とか言って欲しくないんですよ。それこそ安易に『じゃ、地方開催止めま~す』って結論になるのは見え見えなんで。それじゃ何の解決にもならないんで。

「表現したいものの核」が決まれば、後は現地の人達の工夫次第でお金をかけなくても色々出来る余地があるはずです。
そして、それが"各地の味"になり、魅力になるかもしれません。
(核があればファンの人達も色々やりようがあるだろうしね。コメント欄読んでたら『今後の理想のトップリーグ』がファン一人ひとり全然違って驚いちゃったんだけど、その原因はたぶんここでしょ。)


普段の試合中継には映らない、試合後ベンチ前でのクボタの円陣。
試合に負けて相手にボーナスポイントまで取られて凄く悔しいはず。
でもなんか、生身の姿にグッときた。




Ⅴ.まとめ


日本ラグビー界は、19年W杯という非常に大きなプロジェクトであり課題に取り組んでいる最中ですよね。 
ラグビーの魅力を知ってもらい、1枚でも多くのチケットを買ってもらう。
その為に、沢山の方々が数年がかりで準備しているのをスポーツ雑誌などで見ています。本当に頭が下がります。

この数年間で激動を迎えているラグビーの中で、目立ちがちなサンウルブズや日本代表や大学ラグビーではなく、僕はあえて根幹の一つであるトップリーグがどういう道を歩むのかに非常に興味を持ってしまいました。
なぜなら、前者3つと違い、トップリーグだけが2016年も全国各地で開催されていて、「ラグビー見たさに自分で情報を手に入れて現地に足を運ぶ日本人」の目に触れられる場だから。そして、トップレベルの試合や選手の価値が社会的価値を生み正常な循環を生むには、日本最高峰のリーグが学生スポーツよりも上に来ないといけないからです。


ぶっちゃけ、『もう一回行きたいなと思える試合会場』を作れていないアマチュアスポーツなんてまだまだ山程あると思うんです。何でラグビーにだけこんな期待期待言うのか。
 
他のアマスポ、例えば────前回の記事をハンドボールの成田幸平選手や銘苅選手に反応していただいてめっちゃ嬉しかったので、あえて例にハンドボールを出すと......。
僕はまだハンドボールの試合を見に行ったことが無いのですが、初めて行くときは恐らくここまで期待はしないです。実業団ベースにクラブチームもあるけれど、お金が絶対的に無いだろうし社会的な基盤も苦しいのは知っているから。 

でもトップリーグは、日本最強の基盤と社会的価値を持つアマチュアスポーツかつ今最も注目されているスポーツの最高峰リーグ。
もし日本においてアマチュアリズムによる発展が出来るとしたならば、それが出来るのは今このタイミングのラグビーしかない。それでも無理なら、多分この先の未来、他のアマスポ全部無理だと思う
日本ならではの実業団制の良さもよく理解しているから、スポーツ観戦好きの日本人としてめちゃめちゃ期待したいと思います。


トップリーグがアマチュアリズム、ショーアップ、どういう方向に舵を切るのか。はたまた空中分解してしまうのか。
もしくは当事者意識を持たず取り返しのつかないことになるのか、、、。
今、ここまでの激動に晒されているスポーツはラグビーしかないので、なまら不謹慎かもしれないけどスポーツ観戦好きな傍観者としては凄く楽しみです。
本当に、見に行くなら今、なのかもしれない。





この数日、突然バズって戸惑う事も多かったけれど、ラグビーファンの方々の投稿を見て秩父宮や花園へトップリーグを見に行くのも楽しそうだなと思えたので、僕としては結果的に良かったです。
是非今度は、こたつシートでぬくぬくみかん食いながら、ラジオ中継聞いてじっくりラグビー見たいなぁ。

てか、こたつシートの絵力半端じゃない!!

コメントやSNSなど様々な媒体でご意見ご感想を述べていただいた皆さん、本当にありがとうございました!

これで、本当の、おしまい。



あとがき:
どうでもいいけど、サッカーサポーターとしてコメント欄を読んでて既視感というか色々思い当たる節があって、そういう意味で精神的ダメージめっちゃ出かかった。笑

※リンクや引用に関して問題がある方がいらっしゃいましたらお手数ですがメッセージをいただけると幸いです。確認次第、即時対処致します。よろしくお願い致します。

先日9月4日(日)に札幌・月寒ラグビー場でラグビートップリーグの試合が行われると知り、行ってきました!
僕は昨年のラグビーブーム以来Jsportsで度々トップリーグの試合を見ていたので、『遂に我が街でラグビーが見れる!(・∀・)』と喜び勇んでいました!

結論から言うと、全く楽しくなかったのでもう二度と行かないと思います!(`・ω・´)
正しくは、「また行きたいとは思わないな」「これっきりでいいや」と思いました。

いやいや、こう書くとラグビーファンの人達に怒られそうだな。うーんと、決してラグビーの悪口を書いたブログなわけではなくてですね、、、。
なぜそう思うに至ったのか理由をまとめておきます(´・ω・`)



見に行った試合は、ラグビートップリーグ2016-2017『第2節クボタスピアーズvsトヨタ自動車ヴェルブリッツ』
出不精で還暦を過ぎた父親もスポーツ観戦好きなので、「ラグビー行こうぜ」と誘い、コンビニで1枚1800円+手数料のチケットを購入。(ペアチケット3000円は売り切れていたorz)

メジャースポーツからマイナースポーツまで結構見慣れているつもりではあったので、情報の少なさもネット検索でカバー笑
トヨタが結構強いのは知っていたのですが、判官贔屓な性格なのと、開幕戦でクボタがあの東芝相手にとても良い試合をしていたこと。(ラストプレーで自陣深いところから継続継続で相手の22mラインまで持っていったのは感動した( ;∀;) ブワッ)
そして、日本代表でサンウルブズの立川選手がいたこと。「あ!知ってる!ボール持った時にすごい勢いで相手に突っ込む選手だ!」くらいの浅い知識←。
「うーむクボタ、いい試合しそうだな!よしクボタ側で見よう」と決めていました。

今思えばこれが間違いだったかもしれない(´・ω・`)笑
ラグビー専用スタジアムの脅威の近さには驚いた。専スタの迫力やばい。



がっかりポイントⅠ:『試合』以外の要素が殆どなんにもない(´・ω・`)


僕が定期的に見に行く、野球やサッカー、バスケにフットサル、もっと言うとアイスホッケーですら←、試合をする際は会場でお客さんを楽しませてくれる様々なイベントや飲食、BGMやMCによる演出があります。
でも、その辺りがほぼ全て無し(´・ω・`)
選手入場の際にちょっとしたBGMがちょろっと流れただけじゃないかな?!
ハーフタイムにファンクラブ専用イベントがちょろっとやってた気もするな、そういえば、、、。

また、会場では飲食の出店も皆無。
アテが外れてしまったので、わざわざ会場から戻って駅前のスーパーでお弁当とお菓子の買い出しに行きました。。。

スタンドへ向かう途中にクボタのテントがあって、物販もちょっと見ようかなと思ったんだけど、殆どのスペースが北海道支社の社員向けグッズプレゼントコーナーやファンクラブ向けブースで、「えっ?!物販スペースこれだけ?!」みたいな笑。

あと、会場のトイレもすごく少ないしめちゃめちゃ汚い。
メインスタンドの施設内トイレは関係者以外立ち入り禁止で使えず。
まあこれは施設側の問題なので仕方ないんですけど(´・ω・`)

また、応援も、反対サイドでクボタ応援団?のおっちゃんが数人でたまーにクボタコールするくらいで、なんか殆ど無くって。全体的に静か、、、。
普段サッカーの応援席などで応援しながら見る僕はファンの声援や会場の熱気みたいなのでテンション上がるタイプなんですが、それを煽るような演出や応援はあまりなく、、、。
勿論ホームではないから周りのお客さんも乗っていないのは仕方ないんだけど、もうちょっと会場の空気を温めるような盛り上げって必要だよねとは思う(; ・`ω・´)

とにかく会場に居た2時間、めっちゃ退屈でした。。。 



がっかりポイントⅡ:試合がしょっぱかった


僕は上記の通りクボタ側で見ちゃったんですけど、試合は立ち上がりを除き終始トヨタペース。
なので、後半はずっと反対側のサイドで攻防が繰り広げられまして、こっちに全然来ない(´;ω;`)

試合終盤にクボタが盛り返すも決めきれず。80分を告げるホーンが鳴り響き、せめて前節のような粘りを!と思い期待しましたが、その直後にボールを奪われてあっさり蹴りだされてノーサイド。
( ゚д゚)ポカーン......。

も、もうちょっと粘っておくれ、、、、。

スポーツを見に行くのはある意味博打で、その試合が「一生忘れられなくなるような素晴らしい試合」になるか「激烈しょっぱいどうしようもない試合」になるかはもはや時の運
例えば僕はJリーグ北海道コンサドーレ札幌のサポーターですが、チーム状況が悪いシーズンでも何度も会場へ足を運びます。まあ好きだから当然ですが、「もしかしたらこの試合がめちゃくちゃ面白い試合になるかもしれない!」という期待もあります。 
どちらかのチームに肩入れするならば、格下相手に圧勝するのも面白いし、強豪相手に粘って粘って引き分けをもぎ取るのも面白い。フラットな目線で楽しむなら、シーソーゲームや大逆転劇だと面白いですよね。
母数が増えれば面白い試合に出会える確率は上がる訳で。「そりゃ面白い試合に出会うにはたった1試合じゃ足りないよな〜」と理性ではわかっているのですが、それでもやっぱり、初めて見に行ったスポーツでこういう試合だと萎えちゃうもんだなと改めて思いました(´・ω・`)



がっかりポイントⅢ:そもそもトップリーグの地方巡業に僕が期待しすぎていた。

ラグビーW杯以降、日本代表やサンウルブズ、ラグビー協会にまつわる様々な書籍や雑誌を読み漁りました。
その結果、ラグビー関係者の積年の頑張りに感動し、「これからが大事なのだ」という並々なる決意にすっかり感銘を受けてしまいました。
そして、ラグビー2019W杯会場でありながら、トップレベルのラグビーの試合に中々触れることができない『札幌』の街へインパクトを与えるため、この試合を重要なポイントとして捉えていてくれているだろう!(だからもうちょっと何かあるだろうがああああ)という過度な期待をしてしまっていました。
(地元でイースト強豪のバーバリアンズの公式試合も中々見れないしね、、、(´・ω・`) )

でも、アマチュア実業団スポーツの地方巡業って、メインの目的はあくまでスポンサー関係への顔見せ(実業団スポーツって企業の福利厚生だしね)。サブ目的として、ラグビーを志す子供たちやラグビー好きの方々にトップレベルの試合を見せることであって。 
年間1試合しか開催されない訳だから、僕みたいな地元のラグビーライト層の人たちに「また来たい」と思わせる必要性って絶対的に薄いんですよね。何をやるにしても全部コストかかるし。
(これが年間十数試合行われるホームだったら全然違うんだろうけど)

19年のW杯だって、近くなってから広告打ったり街中でイベントやれば言いわけで、「W杯に備えて数年間かけて高めていこう」みたいな意識高い奴なんて大して居るわけねーよなww

思い返せばさっきのがっかりポイントⅠもそう。
僕はサッカーやフットサルの地域リーグにも足を運んだりするので、試合以外の要素が無い現場っていうのにはある程度慣れているつもりです。
でも、「トップリーグは歴史もあるし沢山お客さんが来る。興業として盛り上げ要素が沢山あるはずだろうな~ライト層が手ぶらで行ってもめちゃめちゃ楽しめるんだろうな~」という勝手な期待。

これは僕の期待のし過ぎが原因でした、はい。


「これがスクラムか!」「ラインアウトのキャッチ高いぃぃ!」「うおっタックルスゲぇ!」みたいな楽しさはありましたよ!



結論として、スポーツの試合であって、スポーツエンタメじゃ無かったってことなのかなと。

スクラムやタックルといったラグビー競技の迫力は本当に良かった。だけど、それ以上に"お金と時間をかけて買った体験への対価の物足りなさ"が上回ってしまった。

僕がラグビー中継で見てきたのは、
サンウルブズの試合でスクラムやトライに観客席から笑顔で「アオーン」とオオカミみたく鳴いて試合に参加しながら楽しむ様子だったり、 スクラム前などでプレーが途切れる度に会場からチーム名のコールや声援がおくられる熱い様子だったり(確かラグビーってインプレー中はホイッスルの音が聞こえないとダメだからボールデッドの時じゃないとダメなんだよね?)、 まあそんなものだったんですけど。。。

僕はそういう要素も含めてのラグビートップリーグの試合を期待していて、1800円のチケット代を払って楽しい時間を購入していた気持ちで居たんだけど、会場ではそういう要素ではなくて別なものを提供された訳だから、ミスマッチ的なことで楽しくなかったんだなと。

帰り道、一緒に見に行った父親と「ラグビー見れて良かったね」「でも1回でいいや....」「もう(会場に行くのは)いいかな笑」と言い合いました。
とりあえず3年後のラグビーW杯までは、ラグビーはJsportsでテレビ観戦するだけしようと思います。
まあ何にせよ、一回はラグビー見に行きたいなーとは思っていたので、一応試合見に行けて良かったし、それがトップリーグだったのも良かったです。

こんな道具使って練習するんだね、知らなかった。

でもラグビー諦めきれないので、秩父宮でサンウルブズの試合をやる際に東京行ってたら友達と見ようかなと思います。
おしまい。

想像以上の反響をいただいたので、つづきを書いてみました。

はじめに
 
僕はブラインドサッカーのチームを応援していますが、『障害者に対しての優しさ温かみ』とか『障害者健常者の交じり合う社会』とかそういう福祉っぽいことを熱心に考えたことは一度もありません!!

全4回連載の最終回、ブラサカ見始めてまだ数ヶ月ですが、一旦自分の考えや想いをまとめました。怒られるかも((((;゚Д゚))))って思ったんですけど、遠慮してもしょうがないし、僕はただのサポーターで自由な立場なので思い切って書いてみました。

おそらく何年か見続けたら全然違う考え方になるのかもしれませんが、とりあえず今のところの結論はコレです。
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因みに日本のブラインドサッカーボールにはこのように書いてありますが......




※注意
第2~4回はあくまで「つい最近ブラインドサッカーを見始めた"僕"」個人の私見が大きく入ってきます。チーム関係者やサポーターの総意ではありません。また、ずっとブラサカを見続けてきたサポーターや関係者の方々、また視覚障害関係者から見ると、的外れな発言、事実齟齬、失礼な発言があるかもしれません。
特に今回は、全体を通して自分の考えを強く述べています。
表現は十分に気をつけさせていただきましたが、不快な思いをさせてしまった場合は申し訳ございません。




Ⅰ.アジア選手権敗退で感じた2つの悲しさ
 
僕が違和感を覚えたのは、9月。アジア選手権が終わった後でした。
このアジア選手権は、16年のリオパラリンピック予選を兼ねた大切な試合。まだ一度もパラリンピックに出場したことがない日本にとって、そして20年東京パラリンピックを控える上でも、過去最高に重要な大会でした。しかし、健闘むなしく、日本は負けてしまいました
出場枠だった1位と2位は中国とイランに取られました。日本は4位に終わり、またしても念願のパラリンピック出場を手に入れることはできませんでした

インターネット中継で見ていた僕も、めちゃくちゃ悔しかった。画面を通して選手や監督スタッフの無念さが伝わり、代表応援団infinityの懸命の応援をする気持ちが痛いほどわかって、でも現地に居ない自分。辛くて苦しかった。
それでも、辛くてもネット中継を最後まで見たのは、この悔しさや辛さから目を逸らさずに焼き付けて自分に出来ることから還元していこうと思ったから。
だから、翌日以降の試合後のスポーツメディアの解説記事や分析には全部目を向けて、自分の中で悔しい経験を未来へと昇華させよう。そう思っていました。

───────でも。
ふたを開けてみると、詳しい分析記事は殆ど無く、「目が見えないのにボール蹴っていて凄い!」「ブラインドの選手達のプレーに感動した!」というものばかり
中には、「試合では負けちゃったけど、試合以外のところでは素晴らしかったよ!チーム日本、勝利に値するよ!すばらしい!」という記事まで。
うーーーん、、、(´・ω・`)

普段見ているJリーグや日本代表のサッカー記事と全然違う雰囲気に、とても戸惑いました。いや、むしろ僕は、ニュースから感じる距離感が、寂しかった、悲しかったというべきか、、、(´・ω・`)
選手も運営もサポーターも、A代表に負けず劣らずの全力で戦った6日間。



Ⅱ.勝負の世界の矛盾と、僕が決めた応援スタンス
 
こういった報道に、キャプテンの落合選手は「もっと厳しいことを書いてください、そうして日本のブラサカが強くなるから」と発言したり、JBFA(日本ブラインドサッカー協会)の松崎事務局長もブラサカを見るまなざし。批判の起きにくい障がい者スポーツ界というタイトルで、三つの理由を用いて、健全な批判が起こらないことに疑問を呈しています。
① 障がい者に関係することがらは批判とは遠い距離にある
(中略)
批判すると、プレッシャー団体や当事者から、その当事者性を強みにした批判をされることが怖い。
障がいという概念自体、「あたたかさ」「やさしさ」と結びつきやすくみなされている。
といったことが要因でしょう。

② あまりブラインドサッカーのことを知らない
(中略)
ブラインドサッカーの取材歴は僕の記憶でも10年を超えて付き合いのある方は3,4名程度です。当然、その人たちも常にブラインドサッカーをウォッチしているわけではないです。
そういうなかで、①の観点を乗り越えて批判に踏み切ることは難しいのかな、と思います。

③ 世論の温度感
伝える側は当然、受け取る側を意識して発信しています。
メディアの人が「批判しない」とするならば、読者や視聴者がそう思っていないから、というのは当然の理由です。
つまり、メディアの人たちだけでなく、社会一般の考え方でも、ブラインドサッカーはまだまだ批判を想起するような対象ではない、という事実があるのだと思います。
(後略)

(引用元)ブラサカを見るまなざし。批判の起きにくい障がい者スポーツ界 URL:http://eigo85.hateblo.jp/entry/2015/11/21/064102
このブログを読んで、この三つの理由はまさに自分に当てはまることではないか、と愕然としました。
僕は子供の頃からスポーツ全般の観戦が大好きなのですが、障害者スポーツはあまり観てきませんでした。そもそも機会に恵まれなかったのもそうですが、根本的な理由は別なところにありました。

僕が障害者スポーツあまり見てこなかったのは、学校の道徳の障害に関する授業でやった、人と人とのあたたかみ~とかやさしさ~みたいなイメージと、スポーツの真剣勝負の世界がどうも繋がらなかったからです
確かに競技としてはとっても魅力的なんですけど、僕はスポーツ見るときにかなり熱くなっちゃうタイプなので、敵味方の選手一人ひとりに優しさとか持てないんです、、、笑
ひいきのチームが全然ダメだったときには選手達に「もっとしっかりしろ!」って思っちゃうし、相手選手が自分のチームのエースを削ってきたら「おい!てめぇ×××すぞ!(放送禁止用語)」と激怒するし、逆に試合に勝った時には相手選手の気持ちなんか考えず死ぬほど喜びたいんですよ。 そこに思いやりとか絶対無理、無理です。
((相手チームとバチバチで試合見たいんですよ、、、僕無理ですよ、、、))みたいな思いで倦厭していたんです。
それだけに、松崎さんのブログ記事は今までの考え方が思い切りひっくり返るような衝撃でした。もしかしたら、自分の様な存在が、大会後のやたら距離感のある反応を生んでしまったのではないか...。

さらに、追いうちをかけたのが、キャプテンの落合選手の著書、『日本の10番背負いました ブラインドサッカー日本代表・落合啓士 』に出てくる、次の文章でした。
日本社会の中で、ブラインドサッカーは徐々に認知されてきています。しかし、まだ福祉の要素が強く、「目の不自由な人たちがやるスポーツで・・・・・・」という取り上げられ方をされることもあります。今後はひとつのスポーツとして見られるように努力していきたい。国際大会は視覚障がい者しか出場できませんが、国内の大会には晴眼者や弱視者でもフィールドプレイヤーとして出場できます。決して、「福祉」ではないと私は考えています。'20年東京パラリンピックまでに、この辺りの認識も変わればいいなと思います。
(引用元)落合啓士『日本の10番背負いました ブラインドサッカー日本代表・落合啓士』(2015.株式会社講談社) P143 L5
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あらゆる障害者スポーツがあり、それぞれで競技と障害に関する考え方は大きく異なっています。だから、一概には言えないと思います。
でも、ブラサカの人達を見ていると、今までのような先入観を持たないで、もっと自由に見ていいんじゃないかと思い始めてきたんですよね。障害者だから~みたいな先入観や余計な気遣いをせず、自分が試合を観て感じたことを素直に表現していいんじゃないかなぁ.......と。


ただ、ブラサカ関係者みんながみんなこのように思っているわけではないとも思いました。そこでポイントになるのは、僕はナマーラ北海道のサポーターで、このチームを応援したいだけだから、応援の対象であるナマーラ北海道の選手達がどう思うかだと思ったんですね。

北海道の選手達は普段学校や会社をきっちりやって、休日にがっちりトレーニングして、めちゃめちゃ勝ちにこだわってしのぎを削っ ているわけですよ。第1回でインタビューした本間さんなんて、日本選手権の帰りの飛行機の中で両足がずっとつりっぱなしだったって、でもあんな過酷なフィールドで全力でプレーしたから当たり前だけどね~^^って言うんですよ。試合に勝つために本気で全力で取り組んでるんだなって思って。
だから、そうやって本気で頑張っている人たちに、"障害者スポーツだから"って理由で変に気を使う方がおかしいんじゃないかって思ったんですよね。

で、先日インタビューした時や、選手達と食事の席で話す機会があって、何人かに考えていたことを話してみたんです。
「応援するからには、良いプレーには拍手したいし、全然ダメで負けたら叱咤激励したい。プロとアマチュアの違いはあっても、健常者スポーツと障害者スポーツの違いでやり方を変える必要はないんじゃないかと思っていて。そういう応援でいいんじゃないかと思っているんだけど、どうだろう?」

って。そしたら、殆どみんな「それでいいです」って、なんなら寧ろ「俺はもっとこうだと思っていて~」みたいな熱い答えを返す選手もいて、あ、大丈夫そうだなって。

敷居は広くハードルは低く、肩肘張らずに、一人でも多くの人たちが輪に加わってもらいたい。
だから、僕がナマーラ北海道の試合を応援する時は、(Jリーグと比べて)プロとアマチュアの違いはあれど、健常者のサッカーと障害者サッカーの違いを持たず応援しようと。"ブラインドサッカーだってサッカーだ"と思って、応援しようと決めました。
 


Ⅲ.つまりナマーラ北海道を応援する人が増えれば解決(゚∀゚)笑
 
先の松崎さんのブログの話に戻るのですが、ここで指摘されていることって、サポーター(ブラサカを見る人)が増えれば良い方向に向かっていくものばかりだと思うんですよね。
ブラサカを見る人達が増えれば、「目が見えないのにボール蹴っててすごいねー」だけじゃなくて、「あの選手のボール捌きが凄い」「このチームの連携プレーがすごい」......という、いわば普通のサッカーと同じ見方をする人がもっと増えるんじゃないかなと。
(......いや、全然「ボール蹴っててすげー」って思う人が居ていいと思うんですよね。第1回で書いてますけど、僕も最初の入り口の時点ではそうだったんで。 でもブラサカを観て、ボール捌きや戦術などを評価する人達≒普通のサッカーと同じ見方をする人がもっと沢山居たっていいはずだ、という話です)

もっと深くブラサカを知りたいという人が増えれば、ブラサカを追う記者も増えて、健全な分析、健全な批判も増えていくのではないか。 日本代表の国際大会の"点"じゃなく、1年間通して"線"で見る人も増えるはず
何より、試合が終わった後に、選手や協会、サポーターやブラサカに関わる人達に変なもやもや感を与えてしまうようなことも無くなるんじゃないかなぁと思うんですよね(´・ω・`)

だから、東京五輪までの4年間、まずは国内リーグがもっと盛り上がればいいし、クラブチームを応援する人が増えればいいと僕は考えます。
南アフリカW杯でキャプテンの長谷部選手が「ほとんどの選手がJリーグでプレーしてるんで、足を運んで盛り上げてもらいたい」と発言したことは有名ですが、まんまこれに当てはまるんじゃないかなと思いました。


じゃあ僕には何が出来るか?と考えたときに、やっぱり北海道在住だし、
①ナマーラ北海道を応援すること
②ナマーラ北海道に興味を持ってくれる人を増やすこと
③北日本リーグをとことん楽しみ尽くすこと

に尽きるんじゃないかな?(・∀・)

ナマーラはまだまだ出来たばかりのひよっこで、10年以上の歴史があるブラサカチームの方々と比べるとやっぱりまだまだ歴史が浅いし、そもそも僕が全てにおいて浅い
でも逆に言えば、みんなでこれからを1から作っていくことが出来るんです。

何でもできるし、今まで誰もやってこなかったこともどんどん挑戦していきたいので、ぜひぜひ混ざってください!!好きなタイミング、好きな熱量で結構です!!(`・ω・´)
お待ちしていますm(_ _)m

まずは北日本リーグチャンピオンとして挑む3月末のクラブチャンピオンシップだああああああああああ
遠征資金のために貯金じゃあああああああああああ
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優勝に喜ぶみんな。尚この写真に僕はいない(´;ω;`)



おわりに
 
僕は、ただスポーツ観戦が大好きな、スポーツの応援が大好きな、ただそれだけの人です。

申し訳ありませんが、障害者支援~とか、サッカーを通じて健常者と障害者が~とか、そういう考えは殆ど持っていませんでした。ブラサカを見始めてちょっとは考えたこともあったけど、熱心に考えたりとかそういう経験は1回もありません。 ただ、ナマーラのチームに関わる人たちが好きだから、応援しているだけです。 これまでも、これからも。

なんでわざわざこういうことを言うかと言うと、僕はナマーラを応援する人を増やしたくて。ご自分で「障害者スポーツだから~」と無意識にハードルを上げてしまう人を作りたくないからです。
例えば、日本ブラインドサッカー協会には『ブラインドサッカーを通じて、視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現すること』というビジョンがありますが、それは日本協会が独自に掲げているもので、ブラサカというスポーツそのものが持っているものではありません(因みに他の国のブラサカ協会にはこういうビジョンは無いらしい)。即ち、これに賛同するもしないも、サポーターは自由。自由で平等です。

"障害について色々考えている人" "ブラサカをきっかけに色々考えるようになった人" "何にも考えないでただブラサカを楽しんでる人"、幅があっていいんじゃない?
だって、老若男女金持ち貧乏黒人白人黄色人右派左派障害者健常者......
あらゆる人達がごちゃごちゃ居て、それが試合の瞬間一つになって、それがサッカーの観客席でしょ?



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ナマーラの公式戦があるのは、1年間365日の中でたったの6日間。
面白いからブラインドサッカーの国内リーグのチームを応援しませんか?
面白くしたいので一緒にナマーラの応援、作っていきませんか?

もしよければ、足を運んでください。誰でもOK!飛び込み参加OK!
3月26・27日(土日)富士通スタジアム川崎、クラブチャンピオンシップでお待ちしています。


ナマーラ北海道の次の試合はココだ↓↓みんな来てねヾ(*´∀`*)ノ
KPMGブラインドサッカークラブチャンピオンシップ2016

日程:2016年3月26日(土)~27日(日)
会場:富士通スタジアム川崎(旧 川崎球場) (予定) 神奈川県川崎市川崎区富士見2-1-9 JR川崎駅から徒歩15分
出場:北日本、東日本、西日本ブロックで構成された国内リーグを勝ち抜いたクラブチーム
     海外からの招聘チーム

ブラインドサッカーの国内リーグ戦の年間優勝を決めるトーナメント決戦です!
ナマーラの応援に来てくれたら嬉しいけど、ふらっと見に来て、『自分の推しチーム』を見つけてくれたら一番嬉しいです(^ω^ ≡ ^ω^)
待ってるぜーーーーーーっと!

※僕も一応行く予定ですが、年度末なので行けなかったらごめんなさい←



おしまい
 
お付き合いいただきありがとうございました(・∀・)
「ハイハイ」で終わって欲しくないのでw、少しでも自分の時間をこのクソ生意気な若造に割いてやってもいいと思った方は、SNSなどに書き込んでくれると嬉しいです笑
僕の考え方も知らず知らずの内に偏っているはずなので、まずはみんながブラサカを見に行って、自分で一番良い落とし所考えたらいいんじゃない?




目次
  
なんと、書き始めると、伝えたいことが沢山ありすぎて1回じゃ収まりきりませんでした!笑
なので、全4回構成で掲載させていただきますm(_ _)m
年内には書ききりたい(大嘘)
1~3回までの内容があっての第4回なので、もしよければ他の話も読んでみてください。

第1回 ナマーラ北海道を応援してみたら、コンサドーレ札幌の元選手、サポーターが沢山居てなんか楽しい!って話。
第2回 日本選手権の帯同スタッフとして一緒に遠征。楽しすぎた結果、「今年の俺の思い出ベストテン」で見事1位に輝く。
第3回 北日本リーグで北海道初のブラインドサッカー公式戦。ホームゲームには異例の観客300人を動員!そして僕は太鼓を叩く。
第4回 ブラサカを見始めて数ヶ月の僕が感じたこと・考えたこと。そして試合応援への誘い! ←今ココ

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