なおやが稀に書くブログ

北海道のスポーツ全般を見まくっているので、そんなことについて色々書いてます。

タグ:日本

はじめに
 
僕はブラインドサッカーのチームを応援していますが、『障害者に対しての優しさ温かみ』とか『障害者健常者の交じり合う社会』とかそういう福祉っぽいことを熱心に考えたことは一度もありません!!

全4回連載の最終回、ブラサカ見始めてまだ数ヶ月ですが、一旦自分の考えや想いをまとめました。怒られるかも((((;゚Д゚))))って思ったんですけど、遠慮してもしょうがないし、僕はただのサポーターで自由な立場なので思い切って書いてみました。

おそらく何年か見続けたら全然違う考え方になるのかもしれませんが、とりあえず今のところの結論はコレです。
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因みに日本のブラインドサッカーボールにはこのように書いてありますが......




※注意
第2~4回はあくまで「つい最近ブラインドサッカーを見始めた"僕"」個人の私見が大きく入ってきます。チーム関係者やサポーターの総意ではありません。また、ずっとブラサカを見続けてきたサポーターや関係者の方々、また視覚障害関係者から見ると、的外れな発言、事実齟齬、失礼な発言があるかもしれません。
特に今回は、全体を通して自分の考えを強く述べています。
表現は十分に気をつけさせていただきましたが、不快な思いをさせてしまった場合は申し訳ございません。




Ⅰ.アジア選手権敗退で感じた2つの悲しさ
 
僕が違和感を覚えたのは、9月。アジア選手権が終わった後でした。
このアジア選手権は、16年のリオパラリンピック予選を兼ねた大切な試合。まだ一度もパラリンピックに出場したことがない日本にとって、そして20年東京パラリンピックを控える上でも、過去最高に重要な大会でした。しかし、健闘むなしく、日本は負けてしまいました
出場枠だった1位と2位は中国とイランに取られました。日本は4位に終わり、またしても念願のパラリンピック出場を手に入れることはできませんでした

インターネット中継で見ていた僕も、めちゃくちゃ悔しかった。画面を通して選手や監督スタッフの無念さが伝わり、代表応援団infinityの懸命の応援をする気持ちが痛いほどわかって、でも現地に居ない自分。辛くて苦しかった。
それでも、辛くてもネット中継を最後まで見たのは、この悔しさや辛さから目を逸らさずに焼き付けて自分に出来ることから還元していこうと思ったから。
だから、翌日以降の試合後のスポーツメディアの解説記事や分析には全部目を向けて、自分の中で悔しい経験を未来へと昇華させよう。そう思っていました。

───────でも。
ふたを開けてみると、詳しい分析記事は殆ど無く、「目が見えないのにボール蹴っていて凄い!」「ブラインドの選手達のプレーに感動した!」というものばかり
中には、「試合では負けちゃったけど、試合以外のところでは素晴らしかったよ!チーム日本、勝利に値するよ!すばらしい!」という記事まで。
うーーーん、、、(´・ω・`)

普段見ているJリーグや日本代表のサッカー記事と全然違う雰囲気に、とても戸惑いました。いや、むしろ僕は、ニュースから感じる距離感が、寂しかった、悲しかったというべきか、、、(´・ω・`)
選手も運営もサポーターも、A代表に負けず劣らずの全力で戦った6日間。



Ⅱ.勝負の世界の矛盾と、僕が決めた応援スタンス
 
こういった報道に、キャプテンの落合選手は「もっと厳しいことを書いてください、そうして日本のブラサカが強くなるから」と発言したり、JBFA(日本ブラインドサッカー協会)の松崎事務局長もブラサカを見るまなざし。批判の起きにくい障がい者スポーツ界というタイトルで、三つの理由を用いて、健全な批判が起こらないことに疑問を呈しています。
① 障がい者に関係することがらは批判とは遠い距離にある
(中略)
批判すると、プレッシャー団体や当事者から、その当事者性を強みにした批判をされることが怖い。
障がいという概念自体、「あたたかさ」「やさしさ」と結びつきやすくみなされている。
といったことが要因でしょう。

② あまりブラインドサッカーのことを知らない
(中略)
ブラインドサッカーの取材歴は僕の記憶でも10年を超えて付き合いのある方は3,4名程度です。当然、その人たちも常にブラインドサッカーをウォッチしているわけではないです。
そういうなかで、①の観点を乗り越えて批判に踏み切ることは難しいのかな、と思います。

③ 世論の温度感
伝える側は当然、受け取る側を意識して発信しています。
メディアの人が「批判しない」とするならば、読者や視聴者がそう思っていないから、というのは当然の理由です。
つまり、メディアの人たちだけでなく、社会一般の考え方でも、ブラインドサッカーはまだまだ批判を想起するような対象ではない、という事実があるのだと思います。
(後略)

(引用元)ブラサカを見るまなざし。批判の起きにくい障がい者スポーツ界 URL:http://eigo85.hateblo.jp/entry/2015/11/21/064102
このブログを読んで、この三つの理由はまさに自分に当てはまることではないか、と愕然としました。
僕は子供の頃からスポーツ全般の観戦が大好きなのですが、障害者スポーツはあまり観てきませんでした。そもそも機会に恵まれなかったのもそうですが、根本的な理由は別なところにありました。

僕が障害者スポーツあまり見てこなかったのは、学校の道徳の障害に関する授業でやった、人と人とのあたたかみ~とかやさしさ~みたいなイメージと、スポーツの真剣勝負の世界がどうも繋がらなかったからです
確かに競技としてはとっても魅力的なんですけど、僕はスポーツ見るときにかなり熱くなっちゃうタイプなので、敵味方の選手一人ひとりに優しさとか持てないんです、、、笑
ひいきのチームが全然ダメだったときには選手達に「もっとしっかりしろ!」って思っちゃうし、相手選手が自分のチームのエースを削ってきたら「おい!てめぇ×××すぞ!(放送禁止用語)」と激怒するし、逆に試合に勝った時には相手選手の気持ちなんか考えず死ぬほど喜びたいんですよ。 そこに思いやりとか絶対無理、無理です。
((相手チームとバチバチで試合見たいんですよ、、、僕無理ですよ、、、))みたいな思いで倦厭していたんです。
それだけに、松崎さんのブログ記事は今までの考え方が思い切りひっくり返るような衝撃でした。もしかしたら、自分の様な存在が、大会後のやたら距離感のある反応を生んでしまったのではないか...。

さらに、追いうちをかけたのが、キャプテンの落合選手の著書、『日本の10番背負いました ブラインドサッカー日本代表・落合啓士 』に出てくる、次の文章でした。
日本社会の中で、ブラインドサッカーは徐々に認知されてきています。しかし、まだ福祉の要素が強く、「目の不自由な人たちがやるスポーツで・・・・・・」という取り上げられ方をされることもあります。今後はひとつのスポーツとして見られるように努力していきたい。国際大会は視覚障がい者しか出場できませんが、国内の大会には晴眼者や弱視者でもフィールドプレイヤーとして出場できます。決して、「福祉」ではないと私は考えています。'20年東京パラリンピックまでに、この辺りの認識も変わればいいなと思います。
(引用元)落合啓士『日本の10番背負いました ブラインドサッカー日本代表・落合啓士』(2015.株式会社講談社) P143 L5
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非行体験とか色々ぶっちゃけ過ぎだけどめちゃめちゃ面白いぞ!みんな買って読もう!
 
あらゆる障害者スポーツがあり、それぞれで競技と障害に関する考え方は大きく異なっています。だから、一概には言えないと思います。
でも、ブラサカの人達を見ていると、今までのような先入観を持たないで、もっと自由に見ていいんじゃないかと思い始めてきたんですよね。障害者だから~みたいな先入観や余計な気遣いをせず、自分が試合を観て感じたことを素直に表現していいんじゃないかなぁ.......と。


ただ、ブラサカ関係者みんながみんなこのように思っているわけではないとも思いました。そこでポイントになるのは、僕はナマーラ北海道のサポーターで、このチームを応援したいだけだから、応援の対象であるナマーラ北海道の選手達がどう思うかだと思ったんですね。

北海道の選手達は普段学校や会社をきっちりやって、休日にがっちりトレーニングして、めちゃめちゃ勝ちにこだわってしのぎを削っ ているわけですよ。第1回でインタビューした本間さんなんて、日本選手権の帰りの飛行機の中で両足がずっとつりっぱなしだったって、でもあんな過酷なフィールドで全力でプレーしたから当たり前だけどね~^^って言うんですよ。試合に勝つために本気で全力で取り組んでるんだなって思って。
だから、そうやって本気で頑張っている人たちに、"障害者スポーツだから"って理由で変に気を使う方がおかしいんじゃないかって思ったんですよね。

で、先日インタビューした時や、選手達と食事の席で話す機会があって、何人かに考えていたことを話してみたんです。
「応援するからには、良いプレーには拍手したいし、全然ダメで負けたら叱咤激励したい。プロとアマチュアの違いはあっても、健常者スポーツと障害者スポーツの違いでやり方を変える必要はないんじゃないかと思っていて。そういう応援でいいんじゃないかと思っているんだけど、どうだろう?」

って。そしたら、殆どみんな「それでいいです」って、なんなら寧ろ「俺はもっとこうだと思っていて~」みたいな熱い答えを返す選手もいて、あ、大丈夫そうだなって。

敷居は広くハードルは低く、肩肘張らずに、一人でも多くの人たちが輪に加わってもらいたい。
だから、僕がナマーラ北海道の試合を応援する時は、(Jリーグと比べて)プロとアマチュアの違いはあれど、健常者のサッカーと障害者サッカーの違いを持たず応援しようと。"ブラインドサッカーだってサッカーだ"と思って、応援しようと決めました。
 


Ⅲ.つまりナマーラ北海道を応援する人が増えれば解決(゚∀゚)笑
 
先の松崎さんのブログの話に戻るのですが、ここで指摘されていることって、サポーター(ブラサカを見る人)が増えれば良い方向に向かっていくものばかりだと思うんですよね。
ブラサカを見る人達が増えれば、「目が見えないのにボール蹴っててすごいねー」だけじゃなくて、「あの選手のボール捌きが凄い」「このチームの連携プレーがすごい」......という、いわば普通のサッカーと同じ見方をする人がもっと増えるんじゃないかなと。
(......いや、全然「ボール蹴っててすげー」って思う人が居ていいと思うんですよね。第1回で書いてますけど、僕も最初の入り口の時点ではそうだったんで。 でもブラサカを観て、ボール捌きや戦術などを評価する人達≒普通のサッカーと同じ見方をする人がもっと沢山居たっていいはずだ、という話です)

もっと深くブラサカを知りたいという人が増えれば、ブラサカを追う記者も増えて、健全な分析、健全な批判も増えていくのではないか。 日本代表の国際大会の"点"じゃなく、1年間通して"線"で見る人も増えるはず
何より、試合が終わった後に、選手や協会、サポーターやブラサカに関わる人達に変なもやもや感を与えてしまうようなことも無くなるんじゃないかなぁと思うんですよね(´・ω・`)

だから、東京五輪までの4年間、まずは国内リーグがもっと盛り上がればいいし、クラブチームを応援する人が増えればいいと僕は考えます。
南アフリカW杯でキャプテンの長谷部選手が「ほとんどの選手がJリーグでプレーしてるんで、足を運んで盛り上げてもらいたい」と発言したことは有名ですが、まんまこれに当てはまるんじゃないかなと思いました。


じゃあ僕には何が出来るか?と考えたときに、やっぱり北海道在住だし、
①ナマーラ北海道を応援すること
②ナマーラ北海道に興味を持ってくれる人を増やすこと
③北日本リーグをとことん楽しみ尽くすこと

に尽きるんじゃないかな?(・∀・)

ナマーラはまだまだ出来たばかりのひよっこで、10年以上の歴史があるブラサカチームの方々と比べるとやっぱりまだまだ歴史が浅いし、そもそも僕が全てにおいて浅い
でも逆に言えば、みんなでこれからを1から作っていくことが出来るんです。

何でもできるし、今まで誰もやってこなかったこともどんどん挑戦していきたいので、ぜひぜひ混ざってください!!好きなタイミング、好きな熱量で結構です!!(`・ω・´)
お待ちしていますm(_ _)m

まずは北日本リーグチャンピオンとして挑む3月末のクラブチャンピオンシップだああああああああああ
遠征資金のために貯金じゃあああああああああああ
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優勝に喜ぶみんな。尚この写真に僕はいない(´;ω;`)



おわりに
 
僕は、ただスポーツ観戦が大好きな、スポーツの応援が大好きな、ただそれだけの人です。

申し訳ありませんが、障害者支援~とか、サッカーを通じて健常者と障害者が~とか、そういう考えは殆ど持っていませんでした。ブラサカを見始めてちょっとは考えたこともあったけど、熱心に考えたりとかそういう経験は1回もありません。 ただ、ナマーラのチームに関わる人たちが好きだから、応援しているだけです。 これまでも、これからも。

なんでわざわざこういうことを言うかと言うと、僕はナマーラを応援する人を増やしたくて。ご自分で「障害者スポーツだから~」と無意識にハードルを上げてしまう人を作りたくないからです。
例えば、日本ブラインドサッカー協会には『ブラインドサッカーを通じて、視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現すること』というビジョンがありますが、それは日本協会が独自に掲げているもので、ブラサカというスポーツそのものが持っているものではありません(因みに他の国のブラサカ協会にはこういうビジョンは無いらしい)。即ち、これに賛同するもしないも、サポーターは自由。自由で平等です。

"障害について色々考えている人" "ブラサカをきっかけに色々考えるようになった人" "何にも考えないでただブラサカを楽しんでる人"、幅があっていいんじゃない?
だって、老若男女金持ち貧乏黒人白人黄色人右派左派障害者健常者......
あらゆる人達がごちゃごちゃ居て、それが試合の瞬間一つになって、それがサッカーの観客席でしょ?



ここから宣伝誘いです↓↓
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ナマーラの公式戦があるのは、1年間365日の中でたったの6日間。
面白いからブラインドサッカーの国内リーグのチームを応援しませんか?
面白くしたいので一緒にナマーラの応援、作っていきませんか?

もしよければ、足を運んでください。誰でもOK!飛び込み参加OK!
3月26・27日(土日)富士通スタジアム川崎、クラブチャンピオンシップでお待ちしています。


ナマーラ北海道の次の試合はココだ↓↓みんな来てねヾ(*´∀`*)ノ
KPMGブラインドサッカークラブチャンピオンシップ2016

日程:2016年3月26日(土)~27日(日)
会場:富士通スタジアム川崎(旧 川崎球場) (予定) 神奈川県川崎市川崎区富士見2-1-9 JR川崎駅から徒歩15分
出場:北日本、東日本、西日本ブロックで構成された国内リーグを勝ち抜いたクラブチーム
     海外からの招聘チーム

ブラインドサッカーの国内リーグ戦の年間優勝を決めるトーナメント決戦です!
ナマーラの応援に来てくれたら嬉しいけど、ふらっと見に来て、『自分の推しチーム』を見つけてくれたら一番嬉しいです(^ω^ ≡ ^ω^)
待ってるぜーーーーーーっと!

※僕も一応行く予定ですが、年度末なので行けなかったらごめんなさい←



おしまい
 
お付き合いいただきありがとうございました(・∀・)
「ハイハイ」で終わって欲しくないのでw、少しでも自分の時間をこのクソ生意気な若造に割いてやってもいいと思った方は、SNSなどに書き込んでくれると嬉しいです笑
僕の考え方も知らず知らずの内に偏っているはずなので、まずはみんながブラサカを見に行って、自分で一番良い落とし所考えたらいいんじゃない?




目次
  
なんと、書き始めると、伝えたいことが沢山ありすぎて1回じゃ収まりきりませんでした!笑
なので、全4回構成で掲載させていただきますm(_ _)m
年内には書ききりたい(大嘘)
1~3回までの内容があっての第4回なので、もしよければ他の話も読んでみてください。

第1回 ナマーラ北海道を応援してみたら、コンサドーレ札幌の元選手、サポーターが沢山居てなんか楽しい!って話。
第2回 日本選手権の帯同スタッフとして一緒に遠征。楽しすぎた結果、「今年の俺の思い出ベストテン」で見事1位に輝く。
第3回 北日本リーグで北海道初のブラインドサッカー公式戦。ホームゲームには異例の観客300人を動員!そして僕は太鼓を叩く。
第4回 ブラサカを見始めて数ヶ月の僕が感じたこと・考えたこと。そして試合応援への誘い! ←今ココ

はじめに
僕にとって応援したいと思ったサッカーチームが、たまたま特殊なルールでやっていた、ただそれだけなんです。

第3回は、『ただのサッカーサポーターが、好きなサッカーチームの試合を応援しにいった』だけの話。

特別なことをしたのではなく、偉いことをしたわけでもない。"ただそれだけ"の話
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第3回
北日本リーグで道内初のブラインドサッカー公式戦。異例の観客300人を動員!そして僕は太鼓を叩く。

これよりスタート


※注意
第2~4回はあくまで「つい最近ブラインドサッカーを見始めた"僕"」個人の私見が大きく入ってきます。チーム関係者やサポーターの総意ではありません。また、ずっとブラサカを見続けてきたサポーターや関係者の方々、また視覚障害関係者から見ると、的外れな発言、事実齟齬、失礼な発言があるかもしれません。表現は十分に気をつけさせていただきましたが、不快な思いをさせてしまった場合は申し訳ございません。



Ⅰ.初の道内開催の公式戦の開催が決定。そして太鼓マンの誕生。

ナマーラ北海道が出場する大会は1年間で3つ。

春のクラブ選手権、夏の全日本選手権、そして秋の北日本リーグです。
このうち、全日本選手権とクラブ選手権は首都圏で開催される集結戦ですので、地元・北海道で試合が見られる可能性があるのは北日本リーグだけになります。
(14年までは東北・北信越リーグで、15年から北海道の参入に伴い北日本リーグに改変されました。)

北日本リーグに所属するのは、
コルジャ仙台 新潟フェニックスファイヤーズ 長野レインボー ナマーラ北海道 の全4チーム。
今季は、総当たり戦形式の全6試合を新潟ステージ、北海道ステージ、仙台ステージの3つに分けて消化し、優勝チームを決めることになりました。

そして、ナマーラ北海道vsコルジャ仙台の試合が11月15日に、札幌市南区の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで、北海道で初めてのブラインドサッカー公式戦として行なわれることになりました。
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で。ここからは僕の話なんですけど。
今回は臨時スタッフの声もかからなかったので、試合の1ヶ月前ぐらいまでは「普通に試合見に行くか~( ^ω^)」くらいの感覚しかなかったんです。本当に。
でも、ある日、ふと日本選手権で出会った選手やスタッフのみんなのことを考えていたんですよね。一人ひとりとの思い出が蘇ってきて
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それが「やっぱり試合を盛り上げたい、いやいや、応援したい!という気持ちをムクムクと大きくさせていきました。
そのうち、「あれ、もしかして、、、
①サッカーの応援の経験があって
②ブラサカの試合をそこそこ観たことがあって
③人前で太鼓叩いても恥ずかしくないド変態(ここ重要)
って、俺しかいないんじゃね...?」と思いまして。

「変態だしやってみようかな!(゚∀゚)」になりまして。

ブラインドサッカーのクラブチームで太鼓叩いてる奴なんか見たこと無いけど、まあ日本代表戦では太鼓やってるし、とりあえず太鼓応援やってみよう!と思い立ったわけです。



Ⅱ.はじめてブラインドサッカーの試合で太鼓を叩いてみた。

チームマネージャーに太鼓の使用を確認すると、快くOKをいただきまして、本格的に準備を始めることになりました。
ただ、いつもコンサドーレ札幌やエスポラーダ北海道(ゼビオFリーグ所属のフットサルクラブ)の試合で応援しているとはいえ、太鼓どころか打楽器なんて小学生の音楽でしかやったこと無いし、そもそもどこで買ったらいいのかいくらかかるのかも分からない状態⊂⌒~⊃。Д。)⊃ドウシタライイノー(脳内再生:ウーマンラッシュアワー)

で、エスポラーダの試合でコールリーダーのYさんに太鼓について根掘り葉掘り聞いたり写真撮らせてもらったりとか、当日に雨降ってたのでコンサドーレの太鼓マンのSさんにツイッターでどうしたらいいか教えてもらったりとか。
ほんとお世話になりました......笑
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アドバイスを元にヤフオクで買った太鼓(タムドラム)。音を鳴らすとうるさくて近所迷惑なので、実際に叩くのは当日までとっておいたぞ!

で、手に入れた太鼓を肩にかけて、試合会場である真駒内アリーナへ。途中ですれ違う人たちにちらちら見られまくったし、駅で子供が「ママーあれなにー?」って言ってたけど気にしない。

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現地に着いたら監督・スタッフ関係者に挨拶を済ませ、2階席へ。そして、席を構えると、ドキドキわくわくしながら太鼓を叩いてみました。
いよいよ初叩き!えいやっとスティックを振りかぶって叩いてみると.......

べにゃんっ


?!

あれ?いつも試合会場で聞いている、あの低く響くドンッじゃない。なんだこの軽くてへなちょこな音は...!もう一度。

べにゃんっ

?!?!(゜Д゚ ≡;゚Д゚)


べにゃんっ べにゃんっ べにゃんっ 

べにゃんべにゃん

......べにゃん

( ゚д゚)ポカーン 

普通に考えて、チューニングしないといけないんですよね。ただこのときの僕の知識は「太鼓にもチューニングとかあるのか...」レベル。勿論チューニングのやり方なんてわからず道具もない。ドンッではなく、べにゃんっと気の抜けた音がする太鼓と共に途方にくれました。
でも初めてなんてこんなもんだぞ!←

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試合が近づくに連れて、だんだんとお客さんが集まってきました。試合が始まる頃には、来場者は300人以上。実は、全日本選手権の決勝戦が250名前後だったと伺っていますので、それを超えたことになります。(恐らく、今季のリーグ戦の中で一番多かったのでは?)

試合開始前には(何故かチームが一切アナウンスをしてくれなかったので笑)僕が座席を回って、ブラインドサッカー観戦時の注意点やお願いを言って回りました。
お客さんのリアクションが怖かったので、知り合いのコンササポの集団にサクラをお願いしたのは内緒。

インプレー中は静粛がマナーであること、つい声をあげそうになった場はもぐっと堪えて目力に変えるといいですよ、逆にプレーが切れたときは溜めてた分の拍手や声援を送ってください、などと言った後に、
「選手達のうち弱視か盲目の人達は、アイマスクを外したとしても、会場にどれくらいお客さんがいるのか、会場がどんな感じなのか、わからないんですよね。なので、両方の選手達のために、入場の際は拍手で出迎えていただけないでしょうか。選手の気持ちが高まると、試合がもっと面白くなって私達もたっぷり楽しめると思うので。」
とお願いをしてみました。
ありがたいことに、多くの方々に賛同していただけたようで、300人以上来ているんじゃないか?というくらいとても大きな拍手で北海道・仙台両軍の選手達を出迎えることが出来ました。

ナマーラほっかいどーコール、ナマーラコール、スタメンの選手をコールして、サブの選手をコールしている途中で審判から思いっ切り×マークが出て
でも僕は慣れない応援リードと太鼓に一生懸命でそれに全く気がつかなくて(爆)
周りのお客さんに大慌てで「×マーク出てるよ!!!」と必死に教えてもらって、やっと気がついて途中で止めて、試合が始まりました。
この場を借りて、運営の皆さん、すみませんでした(土下座)
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試合は両チーム堅い立ち上がり。どちらも決定的な場面を作らせない展開で、前半を0-0で終えました。
試合中に気がついたのは、プレーが切れた際も、ピッチの上では声が飛び交っていること
例えば北海道がファウルをもらって良い位置でフリーキックを得た際、普段のサッカーの試合では倒された選手に「よくやった!」という意味を混めて名前をコールをするのが一般的です。でも、ブラサカでは、笛を吹いた後に、そもそもどっちのファウルでどこからフリーキックを蹴るのか、そして再開の位置まで選手の手を引いて誘導して、ボールを渡してセットして、、、という一連の作業を審判の声を頼りにコート内の全選手がやらなければいけません。となると、観客席から太鼓のような鳴り物を鳴らしていいものなのか、判断が非常に難しかった
ある程度シミュレーションしていったのですが、こんな状況の連続だし、あと交代する選手の背番号が遠くて読めなくてコールしてやれなくてめっちゃ萎えたし←、もう棒立ち状態「正直メンタルがキツいです」とだけ書き置きを残して帰ろうかと思いました。
(今思えば、試合開始から終了のホイッスルが鳴る間は、得点と交代だけ声を出す、みたいな割り切りしちゃえば良かったなーって思うんですけどね)
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そして後半、均衡が破れます。エースの戸谷が左サイドを縦にドリブル、そのままペナルティエリアの外を右サイドへ流れて、右サイドのゴール45度の角度からシュート。ゴールに突き刺さる!戸谷は同じ形で2得点をあげ、2-0で北海道が勝利しました!
個人的に嬉しかったのは、戸谷の2点目の際に「トーヤ!トーヤ!」とコールすると、会場全体がリズムに合わせて手拍子してくれたこと。そして、その瞬間会場が一体になった(気がした)こと。なまらゾクゾクしましたヾ(*´∀`*)ノ

試合終了後は仙台の皆さんが北海道ベンチに礼をするタイミングで、コルジャ仙台コールをしました。仙台さんが遠征してきてくれたおかげで試合が楽しめた、その感謝の気持ちを込めました。ある意味、もうこれが出来ただけでわざわざ太鼓やってよかったです。
実は、フットサルのFリーグでも"試合が出来ることへの感謝"などを込めて相手チームのコールを勝っても負けてもやる文化があります。僕には、まだまだチームが少ないブラインドサッカーにも似たものを感じたので、試合前から結果がどうなろうとやるつもりでいました。

で、北海道の選手達が観客席の近くまで歩いてきて、挨拶。ナマーラほっかいどーコール。お客さんみんな手拍子でお出迎えもう最高ヾ(*´∀`*)ノ
選手達にもとっても喜んでもらえたみたいで、試合後に「拍手が沢山あって、気持ち入りました!嬉しかったです!」「太鼓良かったです!」って言ってもらえて僕も嬉しかったし、コルジャ仙台のUさんから、「太鼓いいね」って言ってもらえたのも実はめちゃくちゃ嬉しかった笑。やる前はかなり不安だったけど、やってよかったなーって思いました。
てか、良い試合を北海道でみんなで見れて楽しかったってだけで、もう満足です。

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その後ナマーラ北海道は、11月末に行なわれた仙台ステージ(僕は行ってません)で、長野レインボー戦に2-0で勝利、新潟フェニックスファイヤーズに0-0できっちり引き分け。新潟と2勝1分で並んだものの、得失点差で上回り、初参戦初優勝と期待以上の成績を残すことができました。
この結果により、クラブ選手権の本戦トーナメント出場権を獲得しました!
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やったぜ!(・∀・)

結論:ブラインドサッカーで応援活動をすると面白いぞ!みんなも応援やろう!ヾ(*´∀`*)ノ

そういうことで、共に戦った僕の太鼓は、送られてきた時に梱包してあったダンボールとプチプチに包みなおして、部屋の隅に大事に置いてあります。
次は例年だと3月に川崎でやる、クラブ選手権かなぁ。。。



おわりに


来年以降も北海道内でブラインドサッカーの試合を見れるかどうかはわかりません!
はい。そうなんです。

これはもうね、しょうがないんです。北日本リーグはかなり広い範囲でチームが分布しているので、遠征費用や遠征日数などなど、各チームに負担をしてもらわないといけないのが現状です。北海道はポーンと離れているから、人が動く場合は飛行機移動がほぼ必須になるし、ブラサカ特有のフィールドのサイドに置く壁も輸送費がかなりかかるわけです。
そのせいで、サッカーではアウェイサポーターが少なかったりとか、コンサートの全国ツアーで北海道だけ飛ばされたりとか。スポーツに限らずあらゆるジャンルで、そういった障壁みたいなものをこの土地は抱えているので。

だから、このブログを書いているのもそうなんですけど、まずはちょっとでもナマーラ面白そうだな、ブラサカ面白そうだなって興味を持ってもらって、微力ながら一人でも多くのお客さんに会場に足を運んでもらえるよう協力する(≒お金が集まりやすくする)ことはサポーターのレベルでもできるんじゃないかなと思うんですよね。「なんか北海道めちゃめちゃお客さん入るぞ!」から始まって、「北海道開催をするだけの資金を集めたから今年も試合やろうか」とか、そういうのが積み重なっていけばまたみんなで試合見れるだろうし、この土地のブラサカへの興味や熱も高まるんじゃないかなって。

だから、
まずは北海道から人もお金も集まるようになって、良い循環の流れが生まれればいいな

と、なんとなく思いました



おしまい
>第4回に続く



目次

なんと、書き始めると、伝えたいことが沢山ありすぎて1回じゃ収まりきりませんでした!笑
なので、全4回構成で掲載させていただきますm(_ _)m

第1回 ナマーラ北海道を応援してみたら、コンサドーレ札幌の元選手、サポーターが沢山居てなんか楽しい!って話。
第2回 日本選手権の帯同スタッフとして一緒に遠征。楽しすぎた結果、「今年の俺の思い出ベストテン」で見事1位に輝く。
第3回 北日本リーグで北海道初のブラインドサッカー公式戦。ホームゲームには異例の観客300人を動員!そして僕は太鼓を叩く。 ←今ココ
第4回 ブラインドサッカーの選手達と話を重ねて、僕はある一つの決め事をする。そして飛行機の予約をするため貯金を始めたのだった。

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